この箱はコンテナと呼ばれる形状のケースで、箱(身)の開口部がフレームとコーナーという部材で補強されているのが特徴です。いくつかあるコンテナの形状の違いを知っていただくためのサンプルとして製作しました。このケースの場合は、蓋が箱に固定された片開きの形状で、周囲にはベルトが掛けられています。今回は部材ごとの差異がわかりやすいサンプルに仕上げるため、一つのケースの中で部材のサイズや種類を様々に変えています。
身となる箱は、ボックスやC式とも呼ばれる形状の箱です。一枚の板から組み立てられていて、重いものを収納しても底が抜けてしまう心配がありません。箱の組み立てには、金属鋲と超音波鋲の2種類を用いています。 箱の内部には緩衝材が貼り付けられており、収納物を輸送時の衝撃から守ります。ここで採用した緩衝材は、ウレタンタイプ、プロファイルウレタンタイプ、ビース状発泡タイプ、気泡状発泡タイプ、高機能タイプの5種類です。 また、箱の外周にはワンタッチで着脱できるベルトが掛けられており、輸送中に蓋が開いて収納物が飛び出てしまうのを防ぎます。ベルトは25mm幅と38mm幅のものを取り付けています。
取り付けられたフレームは箱の強度を高め、同時に板材の端面を保護しています。そのフレームの上からはめられたコーナーは、フレームの固定と角部分の補強の役割を果たしています。ここで採用したコーナーは、段積み時の荷崩れを防ぐためのリブが付いているタイプと、リブが無くフラットなタイプの2種類です。また、コーナーの取り付けには金属鋲と超音波鋲の2種類を用いています。
この蓋は「耳羽蓋」と呼ばれており、側面に「耳」と「羽」が付いているのが特徴です。羽と耳がフレームの上から箱を覆うため、きっちりと蓋が閉まり、たわみを予防できます。耳の有無を比較していただくため、ここでは一辺のみに耳を付けています。 片方の羽は箱側面に鋲で打ち付けられており、閉める時はその対面に貼り付けられた面ファスナーで蓋を固定します。蓋が箱から外れないため、素早く開閉でき、作業中に紛失してしまう心配もありません。
側面にはケースを持ち運びやすくするための取手を取り付けております。ここでは貫通タイプの穴取手と非貫通タイプの袋取手を採用しています。
蓋裏と側面には大小のカードケースが取り付けられており、収納物の表示や名刺入れとしての用途でご利用頂けます。また、蓋の上に貼り付けられたエンボスシールは、その上に貼った送り状を糊残りさせずにきれいに剥がせるようになっています。
プラダンコンテナは同じ組み方で作られるC式ケースをより頑丈にした箱です。収納物を保護するための緩衝材や蓋をしっかり固定するためのベルトなど、用途に合わせて形をカスタマイズできるため、オーダーメイドケースとしてよく選ばれる仕様です。
本サンプルで是非、各種部材のサイズ感や特徴の差異をご確認くださいませ。
商品名 | コンテナ耳羽蓋片面打ち付け+ベルト |
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事例NO. | n387 |
サイズ | |
重さ | |
厚み | |
用途 | 通い箱 |
業種 | あらゆる業種 |
形状 | コンテナ コンテナ羽蓋片面打付 |
パーツ・加工 | |
素材 |
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