ケースの中身が落下や衝突などで損傷しないように、衝撃を吸収するクッション性の高い部材をプラダン製品に取り付けます。これらの部材は緩衝材と呼ばれ、主に樹脂を発泡させて作られます。樹脂の種類、ふくらませ方、発泡倍率などで多種多様の緩衝材があります。中でも機能とコストパフォーマンスの良いものをピックアップしてご紹介します。
ケースの中身が落下や振動などで損傷しないように、衝撃吸収機能を考えることを緩衝設計といいます。ヤマコーでは、お客様が緩衝性能をケースに求められた場合、外からの衝撃が中身に悪影響を及ぼさないように構造と材質の両面から保護するクッション性をケースに持たせるように設計します。
緩衝材には樹脂の種類、添加材、発泡法や発泡倍率などの違いから様々な種類があります。ヤマコーのプラダンケースには発泡ポリプロピレン・発泡ポリエチレンをよく採用します。断面の形状は海綿スポンジタイプと発泡スチロールによく似たビーズタイプの2種類があります。なかには、機能的には帯電防止や導電性能タイプもあります。これらのタイプは内容物を静電気やホコリから守ります。
プラダン.comでは機能性・ケースとの相性・価格・リサイクル等を総合的にみてベストな緩衝材を選択し、最小で最大の緩衝効果をあげる緩衝設計でケースを制作します。成型コンテナや現状のケースに緩衝材をプラスすればより使い易いケースになります。
緩衝材の種類/材質 | 樹脂系発泡クッション材/ポリプロビレン(PP)・ポリプロエチレン(PE) |
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タイプ | 1.ビーズ状発泡タイプ 2.気泡状発泡タイプ 3.ウレタンタイプ 4.高機能タイプ 5.発泡シートタイプ |
カット機械 | バーチカル/スライサー/熱板 緩衝材加工については「緩衝材加工」まで |
構造 | クッションの構造はビーズ状、気泡状、緻密状になります。 |
用途 | 一般産業資材…店舗ディスプレイ/フロートなど 土木建築用資材…床材/屋上断熱など 包装梱包資材…ケース・コンテナ内装材(緩衝材)など |
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