プラダンはPP(ポリプロピレン)が主原料ですので、非常に粘りがあって割れにくいものの、限界を超えれば割れます。
また、素材の特性上温度の低い環境では割れやすくなります。
できる限り常温でご使用下さい。
※プラダンケースが割れた例
ケース:500mm×500mm×H200mm 程のC式蓋なしケース
場所:宇治田原工場内(山間部の工業地帯)
時期:真冬の朝方(工場内気温:0~5℃)
※ポリプロピレン自体が割れやすくなる気温です。
状況:20kg相当の内容物を入れた状態で1m程の高さから落としてしまった
結果:落とした際に「パキッ」という音がなり、ケース角部分の筋目方向に亀裂が入った。
なお、破片が散らばったりすることはなく、内容物にも影響はなかった。
このように、プラダンケースの耐久性にも限界はありますが、壁や角などの硬い部分と接触した程度なら、大半はぶつかった部分が白化する程度で、シートやケースの機能自体に問題なく済みます。
上記のレポートはほんの一例ですので、詳しくは弊社営業担当までご質問ください。
また、上記のような衝撃が想定される場合、角あてを取り付けたり、角部分をテープで補強するなどの対策をとれば、耐久性が向上し、同条件でも割れづらくなります。
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