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プラスチックダンボール加工品オーダーメイド・
プラスチックシート販売の株式会社ヤマコー

各種仕様・加工について-端面処理加工

プラダン専門工場・経験豊富な製造・設計スタッフだからできる、プラダンシートの加工。
1つからでもお気軽にご相談ください。

端面処理加工

ほこりなどの侵入を防ぐ!

プラダンシートの切断面を封じることで、ほこりなどの侵入を防ぐことができます。

端面処理加工(シーリング)

中空構造のシートの端面を綺麗に封じる加工を「端面処理加工」といいます。 通常、中空構造のシートの端面(断面とも言います)の部分は、中の構造がむき出しの状態になっています。ここからシートの中にほこりやゴミなどが入ると非常に除去しにくく、クリーンルームなどでの使用ができなくなってしまいます。(同じ構造の紙ダンボールがクリーンルームで使用できない理由の1つです。)

この構造的デメリットを解決するための加工が、「端面処理」と呼ばれる加工です。 この加工はシートの端を溶かして断面を塞ぐ加工で、処理を行うと画像の様に綺麗に端面を塞ぐことができ、コンタミネーション対策が可能となります。

端面処理(熱端面封止機)

プラダンのハーモニカ状のカット面を、熱で溶かしながらシール(封緘)する加工方法です。プラダンの中空部分にホコリが入り込まないので清潔に使えます。食品用ケースのパットや精密機器やクリーンルームなどに使うパーツに向いています。

加工内容熱により端面のフルート部分を融着シールする
加工サイズ最大1550mm 厚み5mm以上
加工材質プラダン端面のハーモニカ状(フルート)部分

端面処理(熱端面封止機)の特徴 - ゴミの侵入を防ぐ

プラダンのハーモニカ方向(中空構造)を熱シールでふさぐので中空部分にゴミが進入することがありません。食品や薬品ケースのパットとして衛生的に安心して使えます。

厚物端面封じ(シール)加工

厚物のプラダンシートの4辺を端面シール加工することで中空部分にゴミが侵入することを防ぎます。衛生面でシビアな環境でも使用することができます。樹脂や木材並の耐久性を持ちながらも、軽量な中空構造シートの使い方として、とても相性のいい加工です。

加工内容熱により端面の小口を融着シールする
加工サイズ1200mm×1200mm  厚み9mm・10mm・12mm・15mm
加工材質プラダンシート(厚物プラダン)・厚物樹脂中空板

加工例

10mmのツインコーンに端面処理を施しました。この加工を行うかどうかで、製品の仕上がりはかなり変化します。端面処理をした方が見栄えもよくなるため、仕上がりの美しさを重視してこの加工をお求めになられるお客様もいらっしゃいます。
※端面処理したシートはさらにケース等に加工することが可能です。