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超長尺の金属部品をそのまま収納できるプラダンケースを製作いたしました。

この金属部品は、4メートル近い長さがある薄い刃型の製品で、輸送時は丁寧に梱包しないと曲がってしまう恐れがあります。
そのサイズ感の梱包箱は既製品では存在しないため、従来はプチプチや紙段ボールシートを巻いて梱包していたとのことです。
しかし、この梱包方法では、毎回梱包材を巻き直す手間が発生するうえ、作業者によって梱包の仕上がりにばらつきが出るなど、デメリットも多数あったそうです。

そこで、今回は緩衝材の配置を工夫してケース内に細い溝状の隙間を作り、この溝の中に金属部品を収納する仕様でプラダンケースを設計しました。
蓋裏にも緩衝材を取り付け、縦揺れが起きた際にも部品が蓋にぶつかってしまうのを防いでいます。
緩衝材は硬めのグレードを採用し、重量のある金属部品をしっかりと支えられるようにしました。
出し入れの際に緩衝材に擦れてしまっても削れにくく、長持ちするタイプの緩衝材です。

また、状況によってケースを持つ人数を変えられるように、側面には取手を多めに配置しています。
コーナー部分には段積み対応可能なリブを付けているため、トラック輸送時の積載効率も向上させることができました。

このように、長尺製品の都度梱包でお悩みの場合でも、専用の通い箱を導入することで作業効率・梱包品質を一気に改善することができます。
特殊なサイズ感のケースの製作事例も多数ございますので、是非お気軽にご相談ください。

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