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プラスチックダンボール加工品オーダーメイド・
プラスチックシート販売の株式会社ヤマコー

プラダンとは ー サイズ・寸法

プラダン(段プラ)とは「プラスチックダンボール」の略称で、ポリプロピレン樹脂(PP)を原材料として製造された板状の素材です。紙製の段ボールに似た中空構造と、プラスチックならではの耐久性・耐水性・断熱性・耐薬性を併せ持っているため、軽量かつ丈夫で、繰り返し長く使用できるのが特徴です。

機能性とコストパフォーマンスに優れ、環境にも優しいことから、工場内での保管容器・梱包箱・精密機器ケース・養生シート・ディスプレイ看板など様々な用途で活用されています。特にプラダン製の通い箱は、作業員の負担の軽減や輸送コストの削減を目的として、あらゆる業種・業界で注目されています。

プラダンケースの種類と選び方

プラダンシートの寸法について

プラスチックダンボールには筋目が入っており、この筋目が伸びている方向のことを「目方向」と呼びます。プラダンシートにおいては、目方向に対して平行な辺のサイズを「長さ」、目方向に対して垂直な辺のサイズを「幅」と言います。ハーモニカ状の断面が見える辺の方が「幅」です。

長さと幅の選び方によって、プラダンシートの目方向が変わります。例えば、縦1000mm×横500mmのサイズ感の場合、長さ1000mm×幅500mmのシートと幅1000mm×長さ500mmのシートは別物扱いになります。

プラダンケースの寸法について

プラダンには厚みがあるので、ケースの内側と外側では寸法が違います。ヤマコーでは、ものを入れる内側のスペースを内寸、外側の一番大きいところを外寸としています。通常は収納スペースを確保するように内寸をお聞きして製作しますが、棚にケースを並べる時などは外寸を厳守して製作いたします。内寸と外寸はケースの形によって測る場所が若干違います。特にコンテナタイプは内外ともでっぱりがあるので、中にいれるものやご使用法などをお聞きして製作いたします。

プラダンコンテナ

プラダンコンテナ1
プラダンコンテナ2

内寸

箱の内側のサイズです。高さは内底からフレームの上までです。
※コンテナタイプはコーナーのところがでっぱっています。いちばん狭くなっているところを入り口内寸といい、内底より15mmせばまりますので出し入れにひっかかりそうな場合は入り口内寸を確保します。

外寸

コーナーの外側で一番でっぱっているところの寸法です。
※箱底の外側の寸法より15mm大きくなります。高さは箱底からコーナーの上までです。コーナーの種類で若干違いがでます。

補足

部材(鋲・取っ手・バックルなど)を含まない寸法となります。詳細な寸法をご希望の方は、別途にご相談となります。
各寸法は理論上の数値となっています。プラダンの性質上、若干の誤差(±10mm程度)はご容赦ください。
※寸法厳守とした場合、内寸は三辺それぞれ+10mm、外寸は三辺それぞれ-10mmの設計となります。

プラダンA式(みかん箱)

プラダンA式(みかん箱) 1
プラダンA式(みかん箱) 2

内寸

箱の内側のサイズです。

外寸

箱のフタをかぶせた時の一番外側のサイズです。 フタがない時は身の箱の外側です。

補足

部材(鋲・取っ手・バックルなど)を含まない寸法となります。詳細な寸法をご希望の方は、別途にご相談となります。
各寸法は理論上の数値となっています。プラダンの性質上、若干の誤差(±10mm程度)はご容赦ください。
※寸法厳守とした場合、内寸は三辺それぞれ+10mm、外寸は三辺それぞれ-10mmの設計となります。

プラダンC式(身と被せ蓋)

プラダンC式(身と被せ蓋)1
プラダンC式(身と被せ蓋)2

内寸

箱の内側のサイズです。

外寸

箱のフタをかぶせた時の一番外側のサイズです。 フタがない時は身の箱の外側です。

補足

部材(鋲・取っ手・バックルなど)を含まない寸法となります。詳細な寸法をご希望の方は、別途にご相談となります。
各寸法は理論上の数値となっています。プラダンの性質上、若干の誤差(±10mm程度)はご容赦ください。
※寸法厳守とした場合、内寸は三辺それぞれ+10mm、外寸は三辺それぞれ-10mmの設計となります。

スリーブキャップトレー(蓋・スリーブ・底)

スリーブキャップトレー(蓋・スリーブ・底)

内寸

身の箱の内側のサイズです。

外寸

箱のフタをかぶせた時の一番外側のサイズです。 フタがない時は身の箱の外側です。

補足

部材(鋲・取っ手・バックルなど)を含まない寸法となります。詳細な寸法をご希望の方は、別途にご相談となります。
各寸法は理論上の数値となっています。プラダンの性質上、若干の誤差(±10mm程度)はご容赦ください。
※寸法厳守とした場合、内寸は三辺それぞれ+10mm、外寸は三辺それぞれ-10mmの設計となります。

プラダンシートの寸法精度について

プラダンは元々産業資材として製造・販売されている素材なので、そもそもの寸法精度が高くなく、通常0〜20mmの寸法誤差が発生します。プラダンの筋目部分は細い柱状になっており、樹脂密度が高く、他の部分よりも硬くなっています。ここに断裁機の刃が乗ると、刃は筋目の左右の柔らかい部分へとずれてしまうため、完璧な精度を出すことができないのです。

この寸法誤差はシートメーカーにて断裁される時点で生じるものですが、断裁時に精密なジャストカットを行うことで、寸法誤差を±3mmまで縮めることが可能です。

プラダンケースの寸法精度について

プラスチックダンボールで作るケースは同じ設計で作っても若干の寸法差が生じます。厚みや形状にもよりますが±5mm程度の誤差が生じます。これはプラスチックダンボールの構造に起因するもので、プラダンのスジメの上に折り目線が入ると折り目は左右どちらかの中空部分へずれて曲がります。もちろん御使用に不都合がおきないよう寸法差を考慮した設計でケースをつくっていますが、若干の誤差はご了承くださいませ。

寸法差のイメージ

寸法差のイメージ1
寸法差のイメージ2