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プラスチックダンボール加工品オーダーメイド・
プラスチックシート販売の株式会社ヤマコー

プラダンとは ー プラダンの性能

プラダン(段プラ)とは「プラスチックダンボール」の略称で、ポリプロピレン樹脂(PP)を原材料として製造された板状の素材です。紙製の段ボールに似た中空構造と、プラスチックならではの耐久性・耐水性・断熱性・耐薬性を併せ持っているため、軽量かつ丈夫で、繰り返し長く使用できるのが特徴です。

機能性とコストパフォーマンスに優れ、環境にも優しいことから、工場内での保管容器・梱包箱・精密機器ケース・養生シート・ディスプレイ看板など様々な用途で活用されています。特にプラダン製の通い箱は、作業員の負担の軽減や輸送コストの削減を目的として、あらゆる業種・業界で注目されています。

プラダンの特徴・特性

軽さ

プラダンは中空構造のため、目の詰まったプラスチック板に比べると圧倒的な軽量性を誇ります。ただ、樹脂製のため、同構造で紙製の段ボールよりは若干重くなってしまいます。

スクロールできます
1㎡当たりの重さ
紙段ボール
(5mm Aフルート 中新120g K5/K5)
552g
プラダン
(5mm 密度800g/㎡)
800g
低発泡樹脂板
(5mm 密度1,500g/㎡)
1,500g
アクリル板
(2mm)
2,400g

耐荷重

一般的な紙段ボールと同じ形状のプラダンA式ケースでも、強化段ボール程度の強度がありますが、開口部に補強パーツを取り付けたプラダンコンテナはもっと丈夫です。プラダンコンテナの場合、段重ね時の垂直加重200kg~300kgに耐えます。底面の耐荷重は、サイズや材質にもよりますが、20~50kgまで耐えることができます。さらに重い物を収納したい場合は、プラダンコンテナより頑丈な「オリウス」をご検討ください。

割れにくさ

プラダンは、原料のポリプロピレンの特性により、基本的には粘り強く割れにくくなっています。硬いものにぶつけた程度なら、大半は当たった部分が白化する程度で、シートやケースの機能自体に影響は出にくいです。ただ、やはり負荷をかけ過ぎれば割れてしまいますし、素材の特性上、温度の低い環境でも割れやすくなります。耐荷重・取り回しに気を付けて、できる限り常温でご使用ください。

耐熱性

プラダンケースの蓋部分の罫線など、蝶番のように開閉できる部分をヒンジと言います。ヒンジ耐性とは、その開閉部の折り曲げを繰り返してちぎれるまでの耐久性のことを指します。プラダンは、原料のポリプロピレンの特性により、繰り返しの折り曲げに対してとても強く、20万回以上の開閉に耐えることができます。

ヒンジ耐性

プラダンケースの蓋部分の罫線など、蝶番のように開閉できる部分をヒンジと言います。ヒンジ耐性とは、その開閉部の折り曲げを繰り返してちぎれるまでの耐久性のことを指します。プラダンは、原料のポリプロピレンの特性により、繰り返しの折り曲げに対してとても強く、20万回以上の開閉に耐えることができます。

ポリプロピレンの特徴・特性

プラダンはポリプロピレン(PP)という種類のプラスチックから作られています。PPはプラスチックの中で最も軽量で、断熱性・耐薬品性にも優れています。見た目に艶があり比較的 傷がつ きにくいという特徴があります。

スクロールできます
耐熱性
耐熱性
耐薬性
耐薬性
耐水性
耐水性
ヒンジ耐性
ヒンジ耐性
可塑性(かそせい)のあるプラス チックの中では、比較的高い耐 熱性を持っています。特に対アルカリ性に優れて おり、対酸性・対溶剤性も 優れています。吸水性が僅か0.03%なの で、水に濡れても紙や木の ように劣化しません。繰り返しの折り曲げに対し て強く、開閉部がちぎれに くい素材です。