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プラスチックダンボール加工品オーダーメイド・
プラスチックシート販売の株式会社ヤマコー

ケースの選び方

プラダン(段プラ)とは「プラスチックダンボール」の略称で、ポリプロピレン樹脂(PP)を原材料として製造された板状の素材です。紙製の段ボールに似た中空構造と、プラスチックならではの耐久性・耐水性・断熱性・耐薬性を併せ持っているため、軽量かつ丈夫で、繰り返し長く使用できるのが特徴です。

機能性とコストパフォーマンスに優れ、環境にも優しいことから、工場内での保管容器・梱包箱・精密機器ケース・養生シート・ディスプレイ看板など様々な用途で活用されています。特にプラダン製の通い箱は、作業員の負担の軽減や輸送コストの削減を目的として、あらゆる業種・業界で注目されています。

プラダンケースの種類と選び方

プラダンケースの形状は大きく3種類に分類されます。用途、使い方や目的に合うものを正しく選べば、コスト面と性能面のバランスを取ることができます。

プラダンA式ケース

通販の紙段ボールや、みかん箱でおなじみの形状です。使用時に組み立て、使わないときは折りたたんで保管できます。

プラダンA式ケース
  • 使わないときにケースを折りたたんで保管したい場合
  • プラダン製のケースを検討しているが、機能性よりも安さが最優先の場合
  • 紙段ボールからの切り替えを検討していて、使い勝手を変えたくない場合

プラダンC式ケース

箱本体と被せ蓋が分かれている形状です。折りたたみはできませんが、その分強度が高く、底抜けの心配もありません。特に薄型の箱に向いています。

プラダンC式ケース
  • 長細い箱や薄い箱を作りたい場合
  • 折りたたみの必要がない場合
  • コストはなるべく抑えたいが、ケースの強度もある程度必要な場合
  • 底に段差を作らずフラットに仕上げたい場合

コンテナ

C式ケースの開口部にフレームとコーナーパーツを取り付けて強度を上げたものです。コーナーパーツには段積み用のリブが付いているものもあり、積み重ねた際に荷崩れしないように最適化されています。また、折りたたみができるタイプのコンテナも製作可能です。

コンテナ
  • ケースの強度が最優先の場合
  • ケースを段積みしたい場合
  • 1辺が1m以上ある、大型・長尺の内容物を収納したい場合
  • 機能性よりも安さが最優先の場合 ⇒ A式ケース
  • 強度は欲しいがフレームで補強するほどでもない場合 ⇒ C式ケース

オプションパーツについて

プラダンケースに取っ手やベルトなどのオプション部材を付けると、さらに便利にお使いいただけます。 詳しく知りたい方は、「オプションパーツ」ページをご覧ください。